ふぅ・・・あと2回行ったら、試験だわ。今からどきどきです。
お稽古では、ふくら雀を習いました。といっても、人に着せ付けるやり方ですが。でも、自分でも鏡見ながらなんとかなりそう・・・かも(笑)次回のお稽古で自分に結ぶやり方を習ってきます。振袖のときにするのが一般的らしいのですが、訪問着なんかの時にもいいのだとか。
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ほんとは小物だけ決めてさくっと帰りたかったのですが、よくあることで販売員さんにつかまり着物を2枚ほど試着するはめに(><)着てみるのは勉強になるのでいいのですが、いろいろ持っているので買えませんと言っているにも関わらず
「安いから買っておきなさい!」
を連発。いくら相場より安くたって10万20万するものを、はいそうですかとは言えません・・・。着物って置き場所もとるんですよ。
あげく、
「自分で買わないと価値がわからないから大事にしない」
と言われ、かなりガッカリ。今まで行った着物売り場は、着物を売るときかならず言うのですがなんなんでしょ?それともヘソまげる私がおかしいかな?
洋服より着物のほうが販売攻勢がきつい気がします。着物って1着がとても高いです。どんなに安い着物でも、洋服に比べたらやっぱり高いんです。だから自分で買うとしても本当に気に入ったものを・・・と妥協したくないんです。そのあたりを弁えた販売してくれるところ、どこかないかなぁ。上の二言を言わないところからなら、買ってみたいと思うけど、無理かな?(^^;

残すところあと3回。その後は級の修了試験があります。肌襦袢を着たところから帯を結ぶ、一連の着付けを20分以内にやらなくてはいけません。当然、ポイントは押さえてきれいに着る。いちお、練習で袋帯までやりましたが、なんとか20分に納まったようです。ただ、襟の揃いがいまいちで、もう少しがんばらないといけないなと思いました。
そういえば、筆記試験の勉強もしないといけないのだった
さて、9回目のお稽古は、人への帯結びでお文庫をしました。浴衣のときによくする文庫を枕を使ってします。自分で結ぶのと人にするのとでは、向きが反対なので慣れるまで混乱してました。しかも、締め加減がよくわからない・・・。まぁ、お稽古は人形相手だったので、ぎゅうぎゅう締めても問題ないのですけどね。
写真は、着付け教室で使っているお稽古着です。袷なのでこの時期暑いですが、未使用の単を下ろすのも嫌なので、これで我慢です。残すところお稽古も3回くらいですし。
私の持っている着物はすべて祖母や母から譲ってもらったものです。この着物は祖母から。なのでちょっと着丈が短く着るのにコツがいりました。そういうことも着付け教室に行ってなかったらわからなかっただろうなって思います。
帯は名古屋帯です。祖母が散々使ったらしくとても柔らかく締めやすいです。使い込まれている感じがします。
裏千家の研究会があるらしく、そこでお点前をされる先輩方が練習にいらしてました。その関係で、私のお点前もちょっと変わったものをさせていただけました。
卯の花というお点前です。こんなお道具を使ってやります。茶箱と呼ばれる箱の中に一式入っていて、それを出したり入れたりしながら薄茶を振舞います。箱に収まるようにどのお道具も一回り小さいものを使います。
お茶を点てるときは、お盆に棗・茶杓・茶筅・茶巾・袱紗がのり、茶箱の蓋に茶碗をのせます。茶筅を温めておく所作がこれまでにないもので戸惑いました。
このお点前は、裏千家11世玄々斎宗室の考案によるものだそうです。もともと茶箱を使った春・秋・冬のお点前はあったのですが、夏のお点前だけがなく考案されたものということです。点て方でも季節が変わるというのは初めて知りました。
研究会のたびに先輩方がいろいろなお点前を練習にいらっしゃるのを拝見するのですが、いったいお点前はいくつあるんだろう・・・と不安になるほど、同じお点前を見たことがありません(^^;それを全て覚えていらっしゃる先生は、やっぱりすごいですね。
留袖の着方と袋帯の二重太鼓の復習でした。
留袖は着物の襟の内側にもう一枚白い布がついてるんですね。比翼というらしいのですが、袖、裾にも同じものがついています。昔は高級な着物などを着るときは2枚重ねで着ていたらしく、その名残のようなものだとか。この比翼がついているせいで、留袖は普通の着物より重くなっているのだとか。
留袖を着るときのポイントは
1、まずは背中心をしっかりとって紋が真ん中にくるようにすること。
2、着丈は裾が床に触れるくらいで、普段より若干長めになるそうです。
3、腰紐を結ぶときに普段よりきつめにしっかり締める。じゃないと、着物が重いのでずり落ちてきて着崩れの原因になるそうです(^^;
4、襟の比翼は、着物の襟から5~7mmくらいでるように。比翼の幅がある場合は、あらかじめ5、着物の襟から5~7mmになるところで比翼に折り目をつけておくと、着るときの楽なのだそうです。
6、帯はお太鼓の上辺から紋までの長さと、紋から襟までの長さが同じになるように。
7、小物は、金銀白色で統一する。
留袖は持ってないのでとりあえず着るのは随分先だと思うけれど、祖母から着方を教えてといわれているので、お稽古も気合入ってました(笑)
てことで、週末は祖母のところに教えに行ってきます。以前持って行ったカンパーニュがすごく気に入ってくれたらしいので、1次発酵状態にして持っていこうと思います。祖母のところにはガスオーブンがあるので、うちの小さいレンジで焼くよりおいしいのです
ついでに?結婚式の衣装合わせも行くのです
今回から、柄杓を使った本格的なお点前を教えていただくようになりました。お盆を使った盆略点前の時はやかんを使うのですが、これが釜と柄杓と水差しに変わります。道具が増えるので手順も多くて大変でした。
まず、柄杓の扱い方を練習(割稽古)してから、一番基本的な薄茶平点前のお稽古という流れでした。
柄杓を釜に置く置き方だけで3通りあり、釜にかけてある柄杓の取り方も2通りあります。一つづつ教えていただいたのですが、どうにもこんがらがってでも、ちゃんと決まりがあるんですよね。
お湯を汲むときは手のひらを上にした陽の手で取って、
水を汲むときは手の甲を上にした陰の手で取るんだそうです。
置き方も、
最初の茶筅通しは 置き柄杓、
お茶を点てるときは 切り柄杓、
戻ってきたお茶碗をすすぐときは 置き柄杓、
水を扱ったときは 引き柄杓
なんだとか。(あってるのかしら・・・)
体の正面で構える 鏡柄杓
というのもあったわ・・・
ここまで練習して、いざ平点前を通しでやってみることに。
やってはみましたが、何がなにやらっていうのが一番の感想でしたね。柄杓を扱うときの腕の角度や手の形など気をつけることがいっぱいです。手や腕に気をつけていると、どこに置くのか忘れたりもしましたし(笑)体に馴染むまで時間がかかりそうですが、しばらくは平点前が続くので、地道に覚えていこうと思います。
でも一番の心配は、盆略や千歳盆のお点前を忘れてしまいそうなことかなぁ( ̄▽ ̄;